ブローグ横丁

アーカイブ

ブローグ横丁: 2017年2月アーカイブ

IMG_6462.JPG

小さな八百屋へ赴いた。老夫婦が二人で営んでいる。今だに量りに野菜を載せソロバンで勘定し釣り銭をカゴに入れている。客はそう多くはない。取材に来ましたと告げるとおかみさんは「あんたらに昼飯こさえといたんよ」と炊きたての白米と鮭の味噌汁をよそってくれた。

...旨かった。旨くて少し泣きそうになった。そんなことがあったり。

IMG_6344.JPG

札幌駅裏の茶店へ赴いた。雰囲気がいい。BGMも秀逸。無論珈琲も旨い。客は大人が多く皆穏やかに談笑していた。その店の片隅に座り片耳にイヤホンを差した。競馬放送を聞くためだ。メインレース。馬たちがゴール前に差し掛かる。アナウンサーが絶叫する。逃げるか。差すのか。握りこぶしに力が入った。

...が、そんな素ぶりは露にも見せず、珈琲を愉しむ漢を演じた。そして負けた。そんなことあったり。

IMG_6262.JPG

人口三千人余りの小さな町へ一泊二日の小さな取材旅行へ赴いた。いい具合に侘び寂びた駅舎と町民の飾らない言葉と店主の生真面目さを紡いだようなラーメンそして道行く子供たちの天使のごとき笑顔に心が揺さぶられてしまった。

...人生が二度あれば。この人生が二度あれば。井上陽水の歌が頭の片隅でリフレインした。そんなことあったり。

SOBABABAba.jpg

立ち食い蕎麦に赴いた。月見そばとワンカップ。金の無さと節操の無さ。取り敢えずの空腹と取り急ぎの依存。単なる満たしと早々たる充填。微妙な美味さと絶妙な旨さ。満腹と勢い。啜りと含み。出汁と麹。俺と俺。

...ごっそさん。そんなことがあったり

CHITOSESHOK.jpg

大好きな酒場に赴いた。この酒場は佇まいと物語と分別が整っている。客も領分をわきまえた方ばかり。己の稚拙さを恥じながらも末席に座らせて頂く。マスターは紆余曲折の人生をさらりと語ってくれる。心に染みる。有難い。ふと見ると壁では松鶴家千とせが彼の娘と並んでピースサインを晒している。ピースしながら「わかかるかなーわかんねーだろーなー」と云っている。何度も何度も云っている。

...つまり飲み過ぎである。そんなことあったり。

IMG_6224.JPG

定番の酒場に赴いた。カウンターの横の会話。「私はパジャマ。下着もつけない。ただベッドに入る時はちゃんと着てるのに朝はいつも裸になっちゃってるの。なんでなの。ホント恥ずかしいの」語っているのは艶のある女性だ。艶はあるが年季も入っておりつい先日米寿を超えたと笑う。可愛らしい。清々しい。

...その横で俺はレバーを喰っていた。そんなことがあったり。

お疲れさまです、佐藤です。

HAJさんとのコラボ、
北海道の農の魅力が詰まった「農style vol.7」が、
発行となりました!


nou_style_shimen.jpg
今回も、なまら魅力的なお話ばかり!

北海道の農と、
その農に関わる皆さんの魅力を、どうすれば伝えられるのか。
ライター陣、カメラ、制作 共々、
試行錯誤の連続、、、、、をしていたら、気付けばなんと7号目!

農の魅力を追い続けていたら、
あっという間に、7年も経ってしまいました...。

6号目が「日本フリーペーパー大賞〈最優秀賞〉」を受賞するという名誉に預かり、
帯をビシっと締め直しまして、制作に取り組んだ今号。

豊かな魅力溢れる、北海道の農が満載!
ぜひ、ご一読ください。

noustyle_vol7_hyou1_kage.png
=======================================

『農style vol.7』は、フリーマガジンです。

ご希望の方は、メール
または『お問い合わせ』よりご連絡を頂ければ、
無料でお送りいたします。

北海道アルバイト情報社 ビル前(東急ハンズ裏)の、
フリーラックにも置かれています。
=======================================

このページの先頭へ