発行を心待ちにできる雑誌とひさしぶりに出会えました。
本屋さんをぷらぷらしていたある日。
変わったマガジンキャッチの雑誌を発見しました。
「人生の先輩に聞く」
そして表紙には、ご高齢の夫婦とおぼしき写真。
ページをめくっていくと、かなり年上の方々の記事ばかり。
店番 佐藤は、雑誌を隅々まで読む派ですが、
これはどの記事を読んでも、本当に興味深い。
どの方々も、とくに説教じみることもなく、
人生の大切なことを教えてくれている感じなんです。
アンチエイジング!とか、
美魔女!とか、
若い気持ちを保て!とか、
うるさいことが一切書いてないのもいい。
そして、
巻末の松家仁之さんの短編小説も、とってもいいんです。
心がざわざわするような、少し切なくなる物語で。
実家にいた頃は、祖母と一緒に暮らしていた佐藤。
ばあちゃんにいろんな話、もっと聞いとけばよかったな。
死んだとき、聞いてみよう。
表3・表4とに、巻末の小説がかかってるのにびっくり。
こういうこと、やってもいいんですよねえ。
固定概念にしばられている、自分に喝!
創刊号に掲載の火野正平のインタビュー、
なまらどきどきさせられますよ.........
恐るべし、火野正平。
2015年8月11日