スマイル書房

『ホスト万葉集 文庫スペシャル』 (講談社文庫)
買い取ってやる度
★★★★★

オススメの一冊、上坂店長のオシリのアレの時に、貸してあげるんだ〜い。

あーあ。上坂店長 ぜんぜん帰ってこないなぁ。
蒸発しちゃったのかな? 
それとも、オシリがアレしちゃったのかな??

というわけで、お久しぶりのスマイル書房。

最近、読んだ本を、がさがさ、一気にご紹介。
店番 佐藤、がんばってみまーす。 ちゃーーっす。

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ここ最近で、いちばんオススメなのは、この一冊!

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◉ホスト万葉集 文庫スペシャル

ホストたちが歌会を開き、その歌を集めた文庫版。

ホストが歌い、
それにこたえて、姫(お客さん)たちが返歌したりするところとか、なまら、まじで、
いとをかし的な味わい深さ。

SNSで、文字数少なめのコミュニケーションに慣れてる世代にとっては、
文字数制限のある短歌は、
案外 あっているんじゃないか。

そして、さすがの店長。
手塚マキ氏の歌が、佐藤的に いちばん刺さる。

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手塚氏の奥さま、Chim↑Pomのエリイ氏 なんだな。

そして『筑紫Aオールド』が、
ホストの、煌びやか&妖艶な雰囲気を、醸し出しておる。(装丁:鈴木成一氏)

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◉源氏物語 上 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集 04) 翻訳:角田光代

"源氏"つながりということで、
以前から、読もうと思っていた「源氏物語」に、踏み出すことに。

光の君が、ひっきりなしに愛人つくるものだから、
登場人物500人になるとのことで、はたして、太刀打ちできるのか・否か。
ていうか、光源氏がチャラすぎる。

みんな、しょっちゅう歌でやりあってるところとか、
なんか、ミュージカルっぽい。

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この『池澤夏樹 編集 日本文学全集 13』で、
川上未映子が、樋口一葉を現代語訳していて、これが、非常に良かった。

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◉早稲田文学増刊 女性号
などなど、川上未映子氏のもろもろ

「裏紫」、めっちゃいい。

川上未映子の持つ言葉のグルーブ感が、
樋口一葉と、非常に、響き合っている感じがします。
すごく、相性がいい二人だと思う。

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◉アンナ・カレーニナ

おもしろかったんですけど、
そんな、言うほど、アンナは魅力的な女性か? と思ってしまう佐藤。

光源氏もそうなのですが、
内面的な魅力はそんなでもないよね、、と感じるのは、私だけか。

容姿端麗なんだけど、さして、特筆すべきことないっていうか。「モテ」に個性は不要ってことか。
好みの問題?

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◉縦に書け! 石川 九楊(著)

もう、横書きの流れに抗えません! 石川先生!

◉線の冒険 ――デザインの事件簿 松田 行正(著)

小口に細工を施すあたりも、杉浦康平氏(と工作舎)へ
のリスペクトを感じさせる......。

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文庫といえども、この細かいお仕事に、
背筋が伸びます。
そんな伸びた背筋も、すぐ猫背になるのですが。
ははははは。

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◉コロナ禍でポチったものたち......。

戸田ツトム氏に続き、平野甲賀氏まで.........。
せめてもの弔いに、佐藤に少しだけ、
ポチらせておくれよ。


、、、来年こそは、上坂店長 帰ってくるのかな。

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