ブローグ横丁

2014年9月1日 それアディダスでなくてアディオスだよ!

ちょっと前。
野暮用があって、石狩・浜益方面に出かけた帰り道、
小さなカフェのサインが目に留まった。

特に急いでもいなかったので
のどかな田園風景の横目にサインが導く小さな丘陵を上がった。


可愛らしい店の名前はVAN。

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おお懐かしい、と思う向きも多いだろうなぁ。
店の入口に飾られた黒と赤のコントラストが冴える印象的なロゴこそ、
1960年代のメンズファッションをリードした老舗ブランド VAN Jacket!
自分世代より上、団塊ジェネレーションもしくはその上の世代の方々に
絶大な人気を博したアイビーファッションメーカーだ。


ワタクシがオシャレに目覚めた頃は
すでに斜陽化していてたはず。
ただ最近は見事にカムバックして
ジュンヤワタナベとコラボもしてるみたいね。

んなことを考えながら、カランコロンとドアを開けると。

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思った通り、店内はVAN一色。
オーナーが、大のVANフリークなんだろうね、
置いてある雑誌も
さり気なくかけられている袋もVAN。

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コースターまでVAN! ババンババンバンバン!

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オーダーついでにさりげなくご主人を見ると
衣装はもちろんのこと、
短く刈り上げた髪といい
ポロの襟を立た着こなしといい
マリンリゾートを彷彿させるデッキシューズといい
スーパーアイビースタイル。

...察するに、
座右の銘は
「愛と、勇気と、平和と、VAN 〜人間だもの」とお見受けした。


でもいいよねぁ。

若い時分の「大好き」を一途に抱き続け
大人になって、その集大成の城をこしらえる。
誰もが憧れるけれど、多くが諦めるその道程のドラマを
是非とも聞いてみたいと思ったよ。

...というところで、ふと振り返る。
ワタクシが高校生の頃流行したブランドはなんだっけ。

マクレガーとか... アディダス... ラコステ... リーガル...
あ、トロイってのも一世を風靡したっけ。
パイプのロゴのブランド。ハイネックのインナーがカッコイイのステイタス!(苫小牧限定)
どれどれとHPを見たら...

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いやいや、違いまっせ。
こういう、海の向こうのバテレン系でなくて、
なんかこうもっと泥臭いっつーか。若干ヤンキー臭もあったりしてさ。

よし!

次回はこれらのブランド解説とともに、
純真無垢な高校生たちを
失意と赤面の淵へと追い込んだ「苫小牧 ニセブランド事変」について書こう...と決めた9月1日。   

...宿題原稿山盛りなのに。

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