ブローグ横丁

2014年11月11日 フォントのふしぎ

お疲れさまです、佐藤です。

フリーフォントが溢れ帰っている昨今。
制作陣のみなさま、書体選びどうしてますか。

迷っちゃいますよね。
でも(自分で思うところの)バシっと決まった時は、
制作にしかわからない、えも言われぬ感覚になったりします。(佐藤だけ...?)

フィンランドのブランド『marimekko』の書体、

marimekko.gif

「Courier」を元にしていると思われるのですが(たぶん)、
よく見てみると「r」「i」が、くっつき気味。

なんでくっついているのかなぁーと、
佐藤なりに推察してみました。

「Courier」はタイプライターの面影を残した書体なので、
昔、誰かがガチャガチャ打ったままの字詰めを生かしているからズレているのではなかろうかと、
想像をめぐらせてお店の前を通ったりしてます。
(注:まったくの佐藤の想像ですぞ!!あしからず!!)

「たかが書体」
「読めればいいじゃん」などと、あなどるなかれ。

書体選びの大切さを、
まざまざと見せつけられた画像がこちら↓↓↓

saiban_font_re.jpg

〈上〉POPすぎ...気になって内容が頭に入らないよー!
〈下〉正しい判決書体。

赤提灯のお店に、カッコイイ書体のお品書きがぶら下がっていても
むしろダメ!だと思いますし、
制作の端くれとしては、
その場にあった書体を選ぶ力を養うことが、必要だと思うわけなのです。


書体オタク、祖父江慎氏による装丁、
「フォントのふしぎ」オススメです!

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