9月最終日。4月から始まった年度の半分が終わりました。
とと姉ちゃんも明日が最終回。
来週から平成28年度は、後半戦に突入します。
そんな今日、十年来通い続けている
会社近くの蕎麦屋が暖簾を下ろしました。
日替わり定食のコスパが高く、写真の内容で700円。
消費税が8%になる前は680円でした。
10年通って、初めてこの店で料理の写真を撮りました。
メインディッシュ(写真では生姜焼き)を日替わりの品々から選べるようになっていて、鮭やサバ、ホッケ、サンマなど魚類も充実。
さらに野菜料理を中心とした日替わりの小鉢が数個付き、バランスの取れた構成になっています。
一人暮らしをしていた当時はこの店の日替わり定食のおかげで
栄養の偏りが防げていたといっても過言ではありません。
毎日のように通っていたので、女将さんをはじめ、
お店の方々も懇意にしてくれました。
おかずが一品増えている、なんて日常茶飯事。
お菓子や飲み物をもらったり、野菜をもらったり。
そういえば、680円の定食を食べてメロンを一玉もらったことがありました。
その時はさすがに、メロンのほうが高いんじゃないかと思いました。
こちらもお返しに、地方取材の際にはお土産を買って持参したり。
(まあ、もらう回数のほうが圧倒的に多いのですが...)
そんなやりとりも、おしまいです。
今まで当たり前にあったものが無くなる...というのは、なかなか切ないものですね。
10年続いたものが無くなるということは
今当たり前に感じているものが、10年後に残っているとは限らないということ。
不要なものが無くなる分には困りませんが、大切なものが無くなると困ります。
一方、今はまだ生まれていないものが10年後のスタンダードになっているかもしれません。例えば、スマホみたいに。
諸行無常の鐘の声です。
大したオチもありませんが、馴染みの店が閉店し、
少々おセンチになったヒロナカなのでした。
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