お疲れさまです、佐藤です。
満を持してシーズが発行した『サカバナ』。
発売日から2週間ほど経ちました。
大変にご好評いただいているようで、恐悦至極であります。
ご購入いただいた酔狂な皆さま、
本当に、本当に、ありがとうございました!
仕事ではないということで、
制作サイドとしては、日頃仕事ではなかなか試せないことをやってやろうと、
密かに目論んでおりました。
そのひとつが、書体の選定。
新たに書体がリリースされても、
「個性的すぎるが故、普段使いが難しい......」と、
"観賞用"として眺めていた書体を、ついに使う時がやってきたのだ......!
わたくしが一番使いたかったのが、
この書体↓↓↓
『筑紫Bオールド明朝』 酔っぱらってる感じがしませんか?
通常の仕事では使いどころが難しく、
(佐藤的にはCよりも難しく感じます......)
自分の好きなテキストを入れては、
いつも一人遊びばかりしておりました。
「る」がすごい......!ていうか「ゆ」だってすごいぜ.........!!
シーズが初めて発行する記念すべき書籍を、
『筑紫Bオールド明朝』作者、
藤田重信氏の書体しばりでいこうと、心に決めた佐藤。
本文・カバー・帯・も、ぜーんぶ筑紫書体。
(正確には本文p166〜p171のみ別の書体)
チラシ、ディスプレイ用のビール、コースター、
広告に至るまで全部です。
「これは氏に報告せねばなるまい......」と、
名だたる巨匠とも交流のある、希代のヒットメーカー 藤田氏に、
札幌の片隅で、チクチクと仕事をしているぺーぺー佐藤が、
厚かましくも・僭越ながら・断りもなく、
『サカバナ』を送りつけたのでありました。。。
そして数日後、、、、、
なんと、藤田氏ご本人から、
お返事が来たのでありますーーー!!ぬはー!
ご意見、ありがとうございました!
迷った末、オールド中心で組んでみました!
(しかもリリース前の書体で、お葉書をいただいた!)
な、な、なんだって!!?
、、、という訳でして、
フォントワークスさんのサイトに、
書体使用事例として『サカバナ』が掲載されております!
大変に喜ばしい!!
◎フォントワークスさん 書体使用事例
https://lets-site.jp/fontstory/case/archives/4
ブログにもアップしてくだすっている!
なんということだ!!
◎フォントワークスさん ブログ
https://fontworksblog.tumblr.com/
真面目に(仕事中はシラフです)コツコツ仕事をしていれば、
時々、いいことが起きるものなのだな。しみじみ......。
クセになる筑紫書体がた〜っぷり詰まっている『サカバナ』!
まだまだ絶賛発売中。
「普段、本なんて読まないしな......」という皆さまも、
ぜひぜひお手にとってみてください!
Q大きめ設定のため、サクッと読めると思いますよー。
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