お疲れさまです、佐藤です。
うかうかしていたら、
脅威の10連休ゴールデンウィークが、すぐそこに迫ってきておりますね。
「GWが10連休」なんて
「プレミアムフライデー」並み(忘れちゃいませんか?)の、
都市伝説感をもって 感じ入っておりましたが、
本当にやってくるものなのだな。
飲んでばっかで、肝心の「改元」の瞬間を見逃しそうな気がしてますが。
まぁ、いいか。あははは。
さてさて、
巷には「平成最後」が溢れておりますが、
自分的「平成最後」ってなにかしら?と考えておりまして、
あー、ちょうど、
改元タイミングで終わりそうなのって「読書」くらいなものだな。
というわけで「平成最後」の佐藤本はこれだ。
どすん。
『騎士団長殺し』待ちに待った文庫化。
現在「3」巻め読書中なので、5月あたりに全巻読了しそう。
「女のいない男たち」で、予感めいたものはありましたが、
おもしろいですね。
ちょっと説明的すぎるなと、思わなくもないけれど、
それも今っぽさ(すぐ叩きたがる輩への対策)と捉えれば、
それは、もう仕方がないことなのかもしれません。
有名作家ゆえ、世の中への配慮も必要なのでしょう。
そして、やはり、
この物語を思い起こした方も多いのでは。
わたくしも並行して、モチのロンで再読しておりますよー。ちゃす!
「ねじまき鳥クロニクル」15年前の表紙。
文庫、もうこの絵じゃないもんな。
いやー、この作品を超えるものはないんじゃないか。
何度読んでも、まじ胸が打ち震える。
そして、また『騎士団長殺し』にもどる。
そんでもって、また『ねじまき鳥』を読む。
『ねじまき鳥』。うん、読んでいてしっくり。目に馴染む。
お恥ずかしながら、途中でやっと気付きました。
『騎士団長殺し』、本文「秀英明朝」じゃない。
『騎士団長殺し』本文。(拡大します。)
「リュウミン」なのか。
そして、慣れ親しんだ『ねじまき鳥クロニクル』本文。
『ねじまき鳥クロニクル』本文。(拡大します。)
「秀英明朝」。
「リュウミン」も素晴らしい書体ですし(心からそう思う)、
自分だって使うわけですけど、なんていうか、
"優等生"的 印象なんですよね。「ソツなくこなすデキるやつ」みたいな。
だからこそ、どんな仕事も任せられるわけなんですが、
〈暗闇に潜む得体のしれない何か〉を表すとき、
ちょっとアッサリしすぎているのでは?と感じるのですが、
どうでしょうか。
少し太めなR。だから「コク薄めだけど、味濃いめ」な印象。
新潮文庫って、
本文刷る印刷所によって、書体が変わったりするのですが、
『新潮文庫nex』(読むことあるかなー)は、
「イワタオールド明朝」で統一している模様。
いや、わかる。ぐっとくる。
リア充たちを横目に鬱々とする、
"ザ・中二病"ホールデンの言葉が語られるのも、このイワタオールド。↓↓↓
『キャッチャー・イン・ザ・ライ』白水社。(拡大します。)
そういえば今年、サリンジャー生誕100周年でしたよね。
文字間あけずにベタ組みだと、
元アル中+家庭崩壊 中年男の心情だって語れるんだから。↓↓↓
『象』中央公論新社(拡大します。)
なんて、若干「リュウミン」ディスってますが、
困ったときに使える、頼れるやつ。
不動の安心感があるから、
ちんけな会社員からディスられても、ビクともしません。
そんな「リュウミン」がやっぱり好き。
さあ、「平成最後」の残業。がんばるぞー。おー。
よいゴールデンウィークを!
それでは「令和」でお会いしましょう。
「平成最後」の酒にする予定の『Bass PaleAle』。
昨年末で、『Bass PaleAle』『レーベンブロイ』の
日本での取扱いが、終了いたしました(涙)。
もう日本で、Bass飲めないんですよ。
知らなかったでしょ。
自社製品注力のためって............ばかやろう!
自社製品なんか多少犠牲にしたって、
『Bass』『レーベン』は、残すべき酒じゃないか!!
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