ピコパコ電子書籍製作所

2010年12月11日 vol.3 本の内容でファイル形式と販売方法が決まる

本の内容が文と絵を基本にした静的なものであれば、PDFやEPUBでも電子書籍として成立する。

iOS4.0以降なら、webサイト上のPDFを直接iBooksにダウンロードでき、一度ダウンロードしたPDFファイルはネットワークにつながっていなくても閲覧できる。
ただし、PDFやEPUBをiBooksで閲覧する場合は左開き限定。日本人が慣れている右開きではない。
文章の書き方も縦書きではなく、横書きが基本となる。
(PDFで縦書きの文章を作っても良いが相当読みにくいはず)

文章が横書きでも気にならない短編小説やエッセイ、実用書、4コマ漫画、写真集、イラスト集などには向いている。

流通させるには自身のホームページで配布するか、「ブクログのパブー」などのサービスを活用すればよい。



一方、上記以外の内容で電子書籍を作ろうと考えた場合、独自でアプリを作るしか方法が無いのが現状。

つまり・・・・

・音声や映像、アニメーションなどを組み合わせる

・文章は縦書きに、右開きに

・内容が長編小説や長編漫画

・出版社を通さず、広く流通させる

これらの条件にひとつでも当てはまれば、アプリを作ってAppStoreに載せるのが、もっとも現実的な選択肢となる。

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