絵本の原作は佐々木譲氏から提供された童話「サーカスが燃えた」。
そもそも今回の電子書籍制作は、この未発表童話を電子書籍として発行したいという同氏の発案により企画がスタートした。
挿絵は弊社が懇意にしている札幌在住のイラストレーター佐々木美保氏、音楽は同じく札幌でミュゼット楽団として活動するLaZoneに依頼した。
そもそも今回の電子書籍制作は、この未発表童話を電子書籍として発行したいという同氏の発案により企画がスタートした。
挿絵は弊社が懇意にしている札幌在住のイラストレーター佐々木美保氏、音楽は同じく札幌でミュゼット楽団として活動するLaZoneに依頼した。
今回の電子書籍制作で、特に重要だったのが絵本の演出だ。
ただ順番にページをめくるだけでなく、さまざまな仕掛けを設けて、読者を驚かすことを試みた。
その為、挿絵はあらかじめどう動かすかを想定して描かれ、なおかつパーツ毎にレイヤーに分けて用意された。
演出を考える際、絵の動かし方にはいくつかのパターンがある
・絵の中の特定の部品を動かす
・絵全体を移動させる
・絵の不透明度を変える(オーバーラップさせる)
・ズームイン
・ズームアウト
などが主なパターンとなる。
作品の中で印象的なのが導入シーン。
街を見下ろすように下絵がスライドしながら、雲の部品が左右に移動する。その後、万国旗の部品が画面の下より現れる。
従来の絵本はあくまで瞬間を絵にしたものでしかないが、今回の作品の絵には「時間」の概念がある点が最大の特徴と言える。
また一方で今回の作品では「絵本ならではの雰囲気を損なわない」ことが重要であった。
絵が動くと言ってもアニメーションを目指しては、ディズニーやジブリには到底かなわない。
あくまでも絵本というジャンルにこだわり表現の可能性を模索していった。
ただ順番にページをめくるだけでなく、さまざまな仕掛けを設けて、読者を驚かすことを試みた。
その為、挿絵はあらかじめどう動かすかを想定して描かれ、なおかつパーツ毎にレイヤーに分けて用意された。
演出を考える際、絵の動かし方にはいくつかのパターンがある
・絵の中の特定の部品を動かす
・絵全体を移動させる
・絵の不透明度を変える(オーバーラップさせる)
・ズームイン
・ズームアウト
などが主なパターンとなる。
作品の中で印象的なのが導入シーン。
街を見下ろすように下絵がスライドしながら、雲の部品が左右に移動する。その後、万国旗の部品が画面の下より現れる。
従来の絵本はあくまで瞬間を絵にしたものでしかないが、今回の作品の絵には「時間」の概念がある点が最大の特徴と言える。
また一方で今回の作品では「絵本ならではの雰囲気を損なわない」ことが重要であった。
絵が動くと言ってもアニメーションを目指しては、ディズニーやジブリには到底かなわない。
あくまでも絵本というジャンルにこだわり表現の可能性を模索していった。
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