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スマイル書房

『その女アレックス』 (文春文庫)
買い取ってやる度
★★★★☆

ホワイ、ビコーズ、そしてルー語へ。

遅まきながら、
明けましておめでとうございます。
「スマイル書房」店主です。
今年もよろしくお願いいたします。

私は店番を長らく放棄していた。
なぜなら一冊の本を手に取るため、
渡仏していたからだ。

というのはツマラナイ冗談。
この書き出しには理由がある...
ようなないような。
(サボっていてスミマセン)

本書はフランス生まれの大ヒット作。
世界中で翻訳されているのだそう。
帯の文句に弱い私なんかは、
「あなたの予想はすべて裏切られる!」
「慟哭と戦慄の大逆転サスペンス」
などと謳われた日には、
すぐに手を出してしまうのだ。

それら惹句の通り予想を裏切られたし、
慟哭まではいかないけれど、
胸に迫るものは感じた内容。
個人的にとても面白く深い小説だった。

ただ、海外文学に慣れない私は、
日本語訳の文章に悩まされたわけで。

細かいけれど、「○○は○○した。
なぜなら○○だからだ」
という文体が頻出するのが
気になって気になって仕方なかったのだ。

中学生のころ、
教科書の英文を和訳した時のような感じで、
むしろ懐かしさまでこみ上げてきた。
ついでに...

"え〜と、何だっけ、あの英語の構文的な...
そうそう、ホワイ〜?ビコーズ〜だ!
習ったのは中学1年生の時だったかな〜"

とか

"そういえば当時はリーゼントを赤く染めた
おっかない3年生がいて、
目を合わせないようにしていたな〜。
あの赤髪は血で染まったという
まことしやかなウワサもあったな〜"

といった具合に一度気になり始めたら、
ホワイ〜?ビコーズ〜的文章が出てくるたびに、
意識が中学時代へトリップしそうになる。

集中できないのは翻訳のせいかって?ノー、ノー。
ビコーズ店主が散漫な質だからだ...。

オチがグダグダだと突っ込まれそうな、
虫のインフォメーション。
本書を読了し、ラストを語り合いたい方がいれば、
ぜひ酒席をトゥギャザーしようぜ!

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