ブローグ横丁

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ブローグ横丁: 2016年8月アーカイブ

おつかれさまです、佐藤です。

今年、いちばんビックなニュース。
「サマソニにRADIO HEAD出演決定」

な、なな、なんだって!
佐藤 青春の大恩人、RADIO HEADが今年のサマソニにやって来る!

学生の時分、初めて『OK COMPUTER』を聴いたときの、
音楽の稲妻に打ちつけられたかのごとくの、あの衝撃!

バンドのあり方、アルバム毎にあがるクオリティ、どん欲に音楽を模索し続ける姿勢に、
感銘を受けずにはおられない、唯一無二のバンド。
自分の中でRADIO HEADは、特別な存在であり続けています。

いつもなら、フェスには腰が重い佐藤ですが、
ヘッドライナーがRADIO HEADとなれば、是が非でも行かねばなるまい!!

というわけで、行ってまいりました。
サマーソニック 真夏の大阪会場!

、、、、、の前に、


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さすが大阪。朝から飲める&安いお店がわんさか。
ここで、北海高校を応援しつつ、土手焼き&ビールで景気付け。
よい感じの店でした。


せっかく舞洲まで来たので、
フンデルトヴァッサーのゴミ処理場も見学。

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ビビるほど奇抜な建築物が、突如あらわれます。圧巻。
中まで見学させてくれた掃除のおじさん、ありがとう。

そして、ついに乗り込むぜー!サマーソニックー!

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......で、北海道の方々に先に申しておきますと、
ライジングサンロックフェスティバルは、
フェス的に、なまら完成度が高いと実感しました。

正直、アーティストのブッキングではかないませんが、
それ以外は、すべてライジングの方が100,000,000倍も素晴らしいっす。まじで。


●だって、売ってるビールが『バドワイザー』のみ。
バドガールもいないのに、
わざわざバドをセレクトするやつが、この世にいるのか!? ばかやろう!


●でも、仕方がないので飲む。そして、暑いので、いくらでも飲める。

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.........で、会場でがんがんビールを売っておきながらの、、、、


●トイレに1時間も並ばされる問題が勃発。

現在のライジングの感覚だと、
せいぜい並んだって10~15分くらい。

この時ほど、女に生まれたことを後悔したことはないです。
(男だったら、確実に適当な場所で策を講じています)

もう、ギリギリの攻防。
いかんともしがたい状況に追い込まれ、写メする余裕も皆無。

そして、外国の方も多く来場しておりました。
トイレ行列最後尾で、幾度となく響き渡る「オーマイガー」。

気持ち、わかるよ。
私も列を見た瞬間、あなたと同じ気持ちだった。
ビールを飲み過ぎた後に、1時間待たされる気持ちは万国共通。


●でも、会場がコンパクトゆえに、なまらよい位置の場所取りが可能!

この灼熱の中、バドしか選択肢がなく、トイレも一時間待ち。
しかし、それを差し引いてでも行ってよかったと思えたのは、
RADIO HEADのステージを、あんなに近くで見られたから!


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メインステージが意外に小さい。
サンステ3分の2あるかないか、くらい。


ついに登場、RADIO HEAD!


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メンバーの顔がわかるほど近い!
『IN RAINBOWS』の時は、米粒くらいしか見えなかったのに!涙


いや〜、全然並んでないのに(トイレのせいで)、
こんな近くで最高のプレイを見られたのには、本当に感動!
アンコールでの『Karma Police』には、胸が張り裂けるかと思ったっす......!

感慨に浸りながら、バス乗り場まで向かう佐藤。
これから、悲劇が待ち受けているとも知らずに、、、、


●バス待ちの間に終電終わる→運営者側から「バス終了宣言」→
3時間ほったらかし。

バス券購入済みだったので、乗り場に向かうも(22:30時点)、
そこから1時間半待たされた後の、運営者側の「バス終了宣言」

乗客を運びきることができぬまま、
バス会社との契約時間が過ぎ、バスの運行が終了。
そして、終電も終わってしまっているという悲劇.........。

場所が僻地なだけに、タクシーも来ない、飲み屋もない、
テレビもない、ラジオもない、車もそれほど本当に走ってない。
できることといえば、ただひたすら待つことのみ。


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関西の人って、もっとギャーギャー言うイメージだったのですが、
みんな、すごいおとなしく待っていてびっくり。
USJとかで、行列しなれてるから?


写真ではよくわからないと思いますが、
尋常じゃないほどの人人人。

帰宅難民であふれかえる、バス乗り場。
待っている人たちの顔には、絶望しかなかったです。

、、、で、最後には、
「1組に一台ずつタクシーをつける」という、力技に打って出る運営サイド。
............お金、大丈夫なの?


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タクシーにやっと乗れた。この時点でAM1:30。
ていうか、佐藤の前の人「奈良まで」って言ってたけど、
いくらかかったのだろうか。


ざっと見たところ、1000人弱くらい?いたように思いますが(推測)、
タクシー代、総額どれくらいだったのか。。。
(ちなみに佐藤は、ホテルまで5000円ちょっとかかりました)


●結論としては
サマソニ大阪は、もう死ぬまで行かなくていい。

また10年後くらいにRADIO HEADが来ても、
そのころの自分に、同様の事態に耐えうる体力があるとは考えられない。
(東京会場 土曜のヘッドライナーだったら、考えなくもないけど)


なにかかしらの奇跡が起きて、
ツアーに札幌が組み込まれることを願って!
(絶対ないと思うけど)

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すばらしいステージをありがとう!
まった来ってね〜!(ワンマンで)

地方取材は、移動はなかなか大変だけれど、ルーティンの通勤やいつもの札幌取材ではお目にかかれない風景、知り得ない取り組み、お会いできない魅力的な人との出会いがあって好きだ。

その取材の詳細は、これからリリースされたり発信されたりする誌面やwebコンテンツでお伝えするとして、今回は、先日とある町での取材...が終わって宿に帰ってからのカメラマンとの酒場めぐりを時系列で。


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◎ 一軒目 
午後4時半。どの店もやっていない...と思ったら、のれんが出ている店を発見。「いろり酒場 あいぼりー」。和風か洋風なのか、和洋折衷のネーミングに妙に惹かれる。芸能界で言うなれば、キャロライン洋子、ガッツ石松、身近なところで言えばスージー山本(そう呼ばれたことがあります)的な店名。ただ店内はいたってアットホーム。優しそうなママが一人で営んでいる。「まだ日が高いから、のれんを洗濯して干してただけなんだけどね」と笑う。ビールを3杯ほど頂く。


◎ 二軒目 
午後五時半。いい焼き鳥屋があると「あいぼりー」のママが言う。豪快でウマイと。その店に足を運ぶ。ガラリと扉を開けると筋骨隆々の大将が焼き場に立っておる。ちょっとビビって座る。なるほど、焼き方は豪快だ。鳥の半身を炭バサミでバサバサ焼いていく。けども、それ以上に豪快なのがその話ぶり。「この前来た客がよぉ、グチグチウルサイからよぉ、水かけてやったわ。グワハハハ...ってか!」笑えない。一ミリも笑えない。その上しゃべれない。ちょっと声を張り上げた途端、水びたしでつまみ出される...そんな絵が浮かぶ。ひー。怖い。背筋が伸びる。二人してウルトラゆっくりビールを啜り、意味もなく店を眺め回し、ひたすら焼きあがるのを念じる。30分後、鳥が焼き上がる... と同時に立ち上がる。「急に用を思い出したので、土産にしてくださりますでしょうか」と、ありえない敬語で、ありえない言い訳をし、ありえない角度まで頭を下げ、店を出る。


◎ 三軒目 
午後六時半。この怯えた心、寒々しい思いを温めてくれるのはどこだろう。カメラマンの目を見る。カメラマンが頷く。「あいぼりーですね」本日二度目のご出勤。ママが「あら、また来たの」と微笑む。怖かったよー、ママに甘えたくなる。


◎ 四軒目 
午後七時半。もう一軒いい店があるよとママが言う。人気の居酒屋。自分ら二人が入った時点で満席。カウンターに座る。何品かオーダーするがいやはやびっくり。どれも量が半端ない。刺し身は2人前でゆうに五人前はある。サラダはバケツに入ってるかと思うくらい。しかも新鮮でウマイ。ウマイ。ウマイ。自ずとテンションが上がる。カメラマンが横に座っている恰幅のいいオジサマに「お相撲さんですか。何部屋ですか」と軽口を叩く。さっきの焼き鳥屋の反動だ。酒場の振り子の法則だ。いやそうなる気持ちもわかるくらいに実に活気のある店だった。楽しかった。


◎ 五軒目 
午後九時半。この満足した心。完璧に調子づいた思いを、やさしく諭してくれるのはどこだろう。カメラマンのアルコールに潤んだ目を見る。カメラマンが頷く。「あいぼりーですね」本日三度目のご出勤。ママが「一日に三度来るなんてレジェンドだわ」と笑う。うまかったよー、ママに甘えたくなる。


◎ 六軒目 
ここから記憶が無い。どこか行く。


◎ 七軒目 
あいぼりーのような。


◎ 夜中  
焼き鳥屋の大将に水をかけられまくる、という悪夢にうなされる。

結局何の話だ。
ま、つまり、だから、
移動は大変でも、夢見が悪くても、地方出張は楽しいってことだね、上坂。

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故郷の苫小牧へは親の顔を見に月に何度か足を運んでいる。その道すがらの音羽町に数十年ぶりに通りかかった。灯台下暗しとはこのことか。荒涼と寂寥と脱力をブレンドしたような大好物の酒場景が、ひっそりと横たわっていた。「これだよこれ」誰に言うともなくそうつぶやき、身悶えする。これは夜に再訪せねば、という妙な闘志が湧き上がった。

なんて話は置いといて。


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取材の合間に足を運んだ千歳の古食堂。その片隅にあったカキ氷機。いつの間にか側に立っていた妙齢のお女将さんが「こう見えても現役なのよ」とニヤリと笑んだ。どちらのことか分からなかったけども、どちらにしても素晴らしいことだと思った。かき氷をいただかなくても背中が少しヒンヤリしたのもよかった。

なんて話は置いといて。


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地元のとある古酒場。マスターがフォークのギター弾き。かぐや姫が十八番。今も音叉で弦を調律し、アルバムのB面の妙を解いてくれる。もちろん焼き鳥も旨い。がしかし。先日うっかり「一曲聞かせてよ」なんてリクエストしたら、「ちょっと待ってて、仲間呼ぶから」という話になり、あれよあれよという間に熟年のお三方の即興ライブが始まってしまった。客はワタクシ一人。6つのまなざしが自分に集中する。微妙にずれるハモリがいずい。長い長い30分だった。

なんて話は置いといて。

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北24条のHという古酒場。そこのマスターは、齢八十を超えるのだが、夏日にはこうしてアロハを粋に着こなす。敵わないし、憧れるし、愛らしい。「マスターカッコいいっすね」と褒めると「ハワイのなんだよね」と照れくさそうに笑った後、奥からアルバムを何冊か持ちだし、一枚一枚写真を指しながら、十数年前のハワイ旅行の全工程を長い時間をかけて説明してくれた。肴ではなくハワイで腹いっぱいになった。

なんて話は置いといて。

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本当に信じられないくらい安い酒場で宴会を催し、あれこれ呑んであれこれ話してあれこれ計算した結果、「それでもこの店は幾ばくか儲かっている」という、実にどうでも良い結論を導き、納得し、安堵し、その夜はよく眠れた。

なんて話は置いといて。

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ちょっと前になるけれど北広島市で開催された日本酒の会に参加した。道内外のさまざまな酒蔵の酒を味わえる、趣向ならぬ酒向を凝らしたイベントなのだが、当日は雨というかどしゃぶりというか大嵐。テントを皆で懸命に抑えていないと絶対に飛ばされるという超危険レベル。通常のイベントならほぼ中止なのにそうならなかったのは、参加者のほとんどが酒の権化たちだから。是が非でも元を取ってやるというアルコールゾンビにとって、天候などは屁でもないのだ。酒があればいつだって快晴なのだろう。オマエガユーナだけども。


なんて話は置いといて。

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