自然と農と自分、
その共存を理解していく
四つん這いになって、雑草を一本一本抜いている子がいる。
足を踏ん張り、大声を上げながら大根を掘り起こしている子がいる。
調理用のニンジンを几帳面に並べるその横で、
土深く埋まったジャガイモの収穫に悪戦苦闘している子がいる。
どの顔も汗と泥まみれて真っ黒。
けれどもその表情は一様に明るく、瞳は楽しそうにキラキラ輝いている。
彼ら彼女らは、札幌新陽高校アグリクラブの生徒たち。
年に数回、当麻町の自らの農場に足を運び、種まき、草取り、収穫などの
農作業に当たっているのだ。
●取材先
札幌市『札幌新陽高校』
http://www.sapporoshinyo-h.ed.jp/
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