シーズの「取材ノート」

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農業

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〝ダメ〟なのがフツーなんだって、
伝えたい!?

"フマジメ系"農業ネットラジオとして2012年に配信をスタートした『バカ農業』。
パーソナリティは江別の若き農業者のジョン、ぎっちゃん、ペンダさんです。
3人のトークは軽妙で何だかゆる〜い空気感。
グダグタだったり、結論が出なかったり、疲れたぎっちゃんが寝ている(!)こともあったり。
でも、ふいに飛び出す等身大の本音や農業のリアルに膝を打つことも多く、
気付けば番組終了まで"聞かさって"しまう不思議な魅力に満ちているのです。
9月初旬の収録前、代表のジョンこと岡村若桜さんを直撃してみました。

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●取材先
江別市『株式会社巴農場』
http://tomoe-noujyou.com/

『有限会社篠津農場』

『アンビシャスファーム株式会社』
http://ambitious-farm.co.jp/

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目指すは"地域のお台所農場"

自社ブランド米『雪の舞』、トマトジュース、キャロットゼリー、おかずみそ、野菜スープ...。
谷口農場の直売所には、季節の野菜とともに自社で開発した農産加工品がずらりと並ぶ。
近年、農業者が自ら農産物の加工・販売を行う"六次産業化"が注目を集めているが、
同社の取り組みは昭和60年代から。道内での企業的な農業経営の先駆例として知られている。

●取材先
旭川市『株式会社谷口農場』
http://www.taniguchifarm.co.jp/

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農の舞台裏の研究者たち。

道総研という組織をご存知だろうか。
正式名称は『北海道立総合研究機構』
農業試験場や水産試験場など
明治時代から存在する官公庁の専門的な試験研究機関が、
時代に歩調を合わせ進化した組織だという。
なんとも堅そうなイメージがするけれど、
北海道の農業にも、私たちの暮らしにも、果ては今宵の晩酌にも(!?)
深い関わりを持つ研究や活動をしているらしい。

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●取材先
『北海道立総合研究機構』
http://www.hro.or.jp/
小樽市『田中酒造株式会社』
http://www.tanakashuzo.com/

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襟裳岬に暮らす
心やさしき異端児。

三方を太平洋に挟まれた襟裳岬。
一年中強い風が舞うこの辺境の地で、
短角牛なる稀少和牛を放牧している畜産農家がいると耳にした。
しかもある時期は漁師にもなると。
かつて「なにもない春」と歌われた岬に、どんな物語が待っているのか。
取材チームは車を走らせた。

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●取材先
えりも町『短角王国 高橋ファーム』
『ファームイン 守人(まぶりっと)』
http://www.erimotankaku.jp

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女の子が農家を継いだって
いいじゃない!

札幌駅近くのとあるビルの一室に、
賑やかな女性たちの声が響いています。
みなさん北海道の農業女子ネットワーク
『はらぺ娘』のメンバー。
実は彼女たち、あと1カ月後に迫った
婚活イベントの準備の真っ最中なのだとか。
その合間を縫って、代表の安丸さんに
突撃インタビューしてみました!


●取材先
『北海道農業ネットワーク はらぺ娘』
https://www.facebook.com/harapeko.hokkaido

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キュートでアクティブ、
十勝「のーくら奮戦記」

とある秋の一日、帯広畜産大学のキャンパスに若い女性たちの声が響いていました。
「ご存じ、のーくらの野菜で〜す」
「黒丸大根はチーズと合わせたら絶品!」「紫キャベツは酢漬けがオススメ」
引き寄せられるようにお客様が一人また一人、洒落たワゴンを覗き込みます。
おそろいのエプロンをまとう彼女らは『のーくら』のメンバー。
今日はとれたて野菜を販売するマルシェの日なのです。

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●取材先
『農と暮らしの委員会』
https://www.facebook.com/農と暮らしの委員会-289739271198243/?fref=ts

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東京の商店街で、
十勝への愛を表現する。

吉田農場と4人をつなぐ『トカチプ』は、
十勝の食材を使った料理を東京の商店街で味わえるイベントの名称だ。
2013年6月にスタートし、これまでに4回ほど開催。
参加店では、じゃがいもや長芋、かぼちゃなどの
十勝食材で作った「トカチプメニュー」なる料理を味わうことができる。
さらに商店街では、「十勝産直マルシェ」や
十勝出身のミュージシャンによる「トカチプライブ」が開催され、
期間中東京の商店街は十勝一色に染まるのだ。

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●取材先
北海道十勝×東京商店街
おいしいイベント『トカチプ』
http://tokachipu.com/
contact@tokachipu.com

芽室町『吉田農場』

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約束を守り、
〝江﨑〟の名を看板に

「取材していただいた翌々年の2012年に結婚したんです。つまり、一番大きな変化は家族が増えたことですね」
お祝いの言葉を照れくさそうに受け取りながら、江﨑さんは一枚の名刺を手渡してくれた。社名は『株式会社esaki』。
その横には小さく『ジョージ農園』『きのとやファーム』『HIROKA JAM』の文字が並んでいる。
ん?メインはきのとやファームでは?ジョージって誰?頭の中を疑問符が駆け巡る。
どうやら、5年の間に新しい物語が紡ぎ出されたよう。

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5年前の取材当時の江﨑佑さん。
「農場の経営を成功させる」夢を語った輝く瞳が、印象的だった。

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●取材先
長沼町『株式会社esaki』
江﨑 佑さん
www.esaki-family.com

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七飯町上軍川地区の南向きの丘陵地に開ける山田農場の牧草地。
彼方の山を越えれば大沼が広がる。

自然循環の中で紡ぐ
半自給自足の家族の暮らし

「父ちゃん、母ちゃん。ブランコ押してー」
工房の窓越しに愛らしい声が飛び込んできた。
手を休めて声のするほうへ目をやると、三人の子どもたちがブランコを漕ぐ姿が見えた。
父と母は目を合わせクスッと笑い合う。
二人の名前は山田圭介さん、あゆみさん。
北海道七飯町の3町ほどの放牧地にヤギと羊を放ち毎日搾る新鮮なミルクでチーズを作っている。
その野趣に満ちあふれた豊かな味わいを求め、オーダーは各地から寄せられているという。

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●取材先
七飯町『山田農場』
yamadanoujou.blog.fc2.com

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道産小麦のパスタはいかが?

「なにこれ、ウマー!」麺好きならきっとそんな感想を口にするはず。
奥歯が弾むようなモチモチ感、そしてソースに絶妙に絡む小麦の風合い。
この絶品パスタの正体はピチ。
その作り手は道産素材で麺をつくり続ける
『サッポロ麺匠』なる会社にいるという。

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●取材先
南幌町『株式会社サッポロ麺匠』

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