農と寄り添い
地域と生きる移住者
せり出すように空を覆う山々。その間を縫う国道をひた走る。
道の傍らに見え隠れするのは、渚滑川の清流。
しばらくすると山間の空間が徐々に左右に開き、
道の両脇には牧草地や畑が広がり始める。
カントリーサインには芝桜のイラスト。クルマは滝上町に到着した。
この町に来たのは、三人の移住者に話を伺うためである。
一人は関西の西宮から、ほか二人は東京から。
なぜこの小さな町に移り住んだのか。田舎に生きるとはどういうことなのか。
農に寄り添う暮らしとはいかなるものなのか。
一人ひとりに、じっくり聞いてみたいと思ったのだ。
●取材先
滝上町『とんたんファーム』
佐々木渉さん、路子さん
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