シーズの「取材ノート」

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道東

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先人に学び次代に
豊かな森を継いでいく人。

豊かな森林を基盤に行政施策や林産業を効率的に連携させることで、
まちの活気や魅力を生み出してきた津別町。
木に関連する企業数は12を数え、「植える」「伐る」「製品化する」という産業循環も成立している。

津別町の林政グループの主査、
渡辺新さんに森を管理する仕事の醍醐味を尋ねた。


●取材先
津別町役場
渡辺 新さん
http://www.town.tsubetsu.hokkaido.jp

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包丁一本の勝負!まさに職人!

全国ネットのテレビ番組や雑誌で幾度となく紹介され、今やすっかり北海道を代表するおいしさに登り詰めた『牛とろフレーク』。
この絶品グルメを手がけているのが有限会社十勝スロウフードです。
工場長の石井政幸さんは、牛肉の鮮度の見極めや塩漬け時間といったポイントの中でも、包丁一本で牛肉の表面を薄く削いでいく技術が大切だと語ってくれました。

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●取材先
清水町『有限会社十勝スロウフード』
工場長 石井 政幸さん
http://www.gyutoro.com/

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あのお菓子屋さんの本拠地へ!

『三方六』を筆頭に、『ボンヌ』や『ユキピリ花』など
道民におなじみのおいしいお菓子を製造している
「株式会社柳月」を取材しました。

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●取材先
音更町『株式会社柳月』
商品開発室 チーフ 渡邊 真さん
http://www.ryugetsu.co.jp/

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ほえ〜!魚をホエーに漬ける!?

魚独特の匂いが少なく、焼き上がりの身がふっくら仕上がる注目の商品
「塩さばホエー仕込み」を開発した
「有限会社釧路フィッシュ」を取材しました。

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●取材先
釧路市『有限会社釧路フィッシュ』
取締役部長兼工場長 佐々木 寿也さん
http://www.kushirofish.com/

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キュートでアクティブ、
十勝「のーくら奮戦記」

とある秋の一日、帯広畜産大学のキャンパスに若い女性たちの声が響いていました。
「ご存じ、のーくらの野菜で〜す」
「黒丸大根はチーズと合わせたら絶品!」「紫キャベツは酢漬けがオススメ」
引き寄せられるようにお客様が一人また一人、洒落たワゴンを覗き込みます。
おそろいのエプロンをまとう彼女らは『のーくら』のメンバー。
今日はとれたて野菜を販売するマルシェの日なのです。

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●取材先
『農と暮らしの委員会』
https://www.facebook.com/農と暮らしの委員会-289739271198243/?fref=ts

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東京の商店街で、
十勝への愛を表現する。

吉田農場と4人をつなぐ『トカチプ』は、
十勝の食材を使った料理を東京の商店街で味わえるイベントの名称だ。
2013年6月にスタートし、これまでに4回ほど開催。
参加店では、じゃがいもや長芋、かぼちゃなどの
十勝食材で作った「トカチプメニュー」なる料理を味わうことができる。
さらに商店街では、「十勝産直マルシェ」や
十勝出身のミュージシャンによる「トカチプライブ」が開催され、
期間中東京の商店街は十勝一色に染まるのだ。

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●取材先
北海道十勝×東京商店街
おいしいイベント『トカチプ』
http://tokachipu.com/
contact@tokachipu.com

芽室町『吉田農場』

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羊飼いの作家

牧草地の一角を囲った柵の中に、
羊たちが甲高い声を上げながら群れている。
ほとりには緑に映える深紅の運搬車。
一人の女性が柵を越えて羊に歩み寄る。
一頭の首筋をグッと抑えると、
羊は急におとなしくなり彼女の膝下に横たわった...

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多くの作家を世に送りだしてきた北海道新聞文学賞の作品集。
河﨑秋子さんは『北夷風人』『東陬遺事』の作品で受賞を果たしている。

●取材先
別海町『河﨑牧場』

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滝澤さんご夫婦が営むfu-soraは、
昭和43年に閉校した旧支湧別中学校の校舎。

小麦農家が焼くパンの話。

奥白滝インターで高速道路を降り小さな峠を過ぎると、
緑の山々に囲まれた箱庭のような景観が飛び込んできた。
遠軽町支湧別。谷あいに開けたこの美しい山村に、
滝澤博良さん愛実さん夫妻が営む『パン酵房fu-sora』がある。

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●取材先
遠軽町『パン工房 fu-sora』
http://www.fu-sora.com/

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牧場と人と願いをつなぐ、
根室フットパス

根室と聞くと水産業を思い浮かべる人も多いと思う。
だがその実は北海道の酪農業の先駆け地域であり、
西の姉別から落石に至る丘陵地には牧場や牧草地帯が延々と広がっている。
およそ十年前、この牧草地や農場を縦横に縫う『根室フットパス』なるものが整備され、
以来毎年多くの旅人や自然愛好家がこの地を訪れていると聞いた。
平成24年9月、その小径が生まれたいきさつや、
その生みの親である酪農家たちの農スタイルを訪ねるべく、根室へと向かった。

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●取材先
根室市『富岡牧場』『伊藤牧場』『馬場牧場』『小笠原牧場』『村島牧場』

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農と寄り添い
地域と生きる移住者

せり出すように空を覆う山々。その間を縫う国道をひた走る。
道の傍らに見え隠れするのは、渚滑川の清流。
しばらくすると山間の空間が徐々に左右に開き、
道の両脇には牧草地や畑が広がり始める。
カントリーサインには芝桜のイラスト。クルマは滝上町に到着した。
この町に来たのは、三人の移住者に話を伺うためである。
一人は関西の西宮から、ほか二人は東京から。
なぜこの小さな町に移り住んだのか。田舎に生きるとはどういうことなのか。
農に寄り添う暮らしとはいかなるものなのか。
一人ひとりに、じっくり聞いてみたいと思ったのだ。

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●取材先
滝上町『とんたんファーム』
佐々木渉さん、路子さん

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