シーズの「取材ノート」

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人物

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半世紀の歴史を持つ
北海道のメンマづくり。

北海道のソウルフードはラーメン。
そのラーメンに欠かせない名脇役といえばメンマ。
三栄食品株式会社は、北海道の味つけメンマの最古参メーカーです。

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●取材先
石狩市『三栄食品株式会社』
製造スタッフ 勝部 健一さん
http://www.bellfoods.co.jp/outline/associated_company02.html

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スイーツだって負けてません!

函館の五島軒といえば、明治生まれの老舗の洋食店。
看板メニューのカレーは缶詰やレトルト品が函館土産としても親しまれています。
けれど、洋食のコースメニューから生まれた絶品スイーツも自慢!
洋菓子工場のスタッフの髙橋悟さんは「最大のライバルは当社のカレー」と笑い、"スイーツも五島軒"を目指して奮闘中です。

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●取材先
函館市『株式会社五島軒』
製造部洋菓子工場スタッフ 髙橋 悟さん
http://www.gotoken.hakodate.jp/

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女の子が農家を継いだって
いいじゃない!

札幌駅近くのとあるビルの一室に、
賑やかな女性たちの声が響いています。
みなさん北海道の農業女子ネットワーク
『はらぺ娘』のメンバー。
実は彼女たち、あと1カ月後に迫った
婚活イベントの準備の真っ最中なのだとか。
その合間を縫って、代表の安丸さんに
突撃インタビューしてみました!


●取材先
『北海道農業ネットワーク はらぺ娘』
https://www.facebook.com/harapeko.hokkaido

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「探偵はBARにいる」のロケ場所
『喫茶トップ』

「ススキノのこの場所で、主人と一緒にお店に立って48年。
当時は1ブロックに10軒以上も喫茶店があったけど、今となってはほとんどなくなっちゃって。
ウチはいい人間関係に恵まれたから続けてこれたのね。
お客さんは常連さんが7割くらい。
だけど、最近は若い人も訪ねて来てくれるんですよ。それも全国から。
映画『探偵はBARにいる』のロケ場所になってからはさらにドッと増えました。
ほんのわずかでもススキノに新しい人の流れがつくれたってことは、
この街への恩返しができたみたいでちょっぴりうれしいわね。
え?新顔が来ると常連さんは居心地悪くならないかって?
そんなことないわよ。いい人ばっかりだもの。
私も主人も常連さんも、心の扉はいつも"いらっしゃいませ〜"なの」

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●取材先
すすきの『喫茶トップ』
児島 淑子さん

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実は工夫とノウハウがぎっしり、
北海道の老舗ポテトチップス!

深川油脂工業株式会社は米ぬかから米油を抽出する他、道産のじゃがいもと米油でポテトチップスをつくっています。
ちなみに、初めてポテチを発売したのは、あのトップメーカーよりも早いというから驚きです。
ポテチは家庭でもつくれますが、一年を通して同じ品質を維持するのは高い技術が必要。廣川和幸さんはそう語り、じゃがいもを保管するノウハウや季節によってスライスを0.数ミリ単位で変えているというポイントを教えてくれました。

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●取材先
深川市『深川油脂工業株式会社』
製造部スナック課係長 廣川 和幸さん
http://kumachan.co.jp

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東京の商店街で、
十勝への愛を表現する。

吉田農場と4人をつなぐ『トカチプ』は、
十勝の食材を使った料理を東京の商店街で味わえるイベントの名称だ。
2013年6月にスタートし、これまでに4回ほど開催。
参加店では、じゃがいもや長芋、かぼちゃなどの
十勝食材で作った「トカチプメニュー」なる料理を味わうことができる。
さらに商店街では、「十勝産直マルシェ」や
十勝出身のミュージシャンによる「トカチプライブ」が開催され、
期間中東京の商店街は十勝一色に染まるのだ。

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●取材先
北海道十勝×東京商店街
おいしいイベント『トカチプ』
http://tokachipu.com/
contact@tokachipu.com

芽室町『吉田農場』

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約束を守り、
〝江﨑〟の名を看板に

「取材していただいた翌々年の2012年に結婚したんです。つまり、一番大きな変化は家族が増えたことですね」
お祝いの言葉を照れくさそうに受け取りながら、江﨑さんは一枚の名刺を手渡してくれた。社名は『株式会社esaki』。
その横には小さく『ジョージ農園』『きのとやファーム』『HIROKA JAM』の文字が並んでいる。
ん?メインはきのとやファームでは?ジョージって誰?頭の中を疑問符が駆け巡る。
どうやら、5年の間に新しい物語が紡ぎ出されたよう。

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5年前の取材当時の江﨑佑さん。
「農場の経営を成功させる」夢を語った輝く瞳が、印象的だった。

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●取材先
長沼町『株式会社esaki』
江﨑 佑さん
www.esaki-family.com

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七飯町上軍川地区の南向きの丘陵地に開ける山田農場の牧草地。
彼方の山を越えれば大沼が広がる。

自然循環の中で紡ぐ
半自給自足の家族の暮らし

「父ちゃん、母ちゃん。ブランコ押してー」
工房の窓越しに愛らしい声が飛び込んできた。
手を休めて声のするほうへ目をやると、三人の子どもたちがブランコを漕ぐ姿が見えた。
父と母は目を合わせクスッと笑い合う。
二人の名前は山田圭介さん、あゆみさん。
北海道七飯町の3町ほどの放牧地にヤギと羊を放ち毎日搾る新鮮なミルクでチーズを作っている。
その野趣に満ちあふれた豊かな味わいを求め、オーダーは各地から寄せられているという。

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●取材先
七飯町『山田農場』
yamadanoujou.blog.fc2.com

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久世さんが握りこぶしで拓いた牧草地。
豊富で綴った家族の開拓物語の原点でもある。

兵庫県から家族で移住。
始まりは極貧テント生活

国道232号を日本海沿いに北上した。
天塩川を越えると広陵としたサロベツ原野が横たわる。その遠方には利尻富士の勇姿。
牧場や自然林が連なる一帯を抜けると、ほどなくログハウス風の小さな店が現れた。
チーズとジェラートの工房、レティエである。オーナーは、久世薫嗣さん。
その物静かな表情、おだやかな話しぶりからは想像できないが、
実に波瀾万丈な人生を歩まれてきた方と耳にした。


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●取材先
豊富町『工房レティエ』
https://www.facebook.com/hokkaido.letie
久世 薫嗣さん

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船づくりは一人ひとりの
確かな仕事の積み重ね。

函館どつく株式会社は、東北以北最大級の造船会社。
事業の柱は新造船と艦船修繕です。
渡邊恭平さんは主力船『Super Handy32』を建造する部署で働いています。
船づくりは鋼材の板を図面通りに切って、曲げたり繋ぎ合わせたりしながら少しずつ船の形に近付けるのが基本。
多くの人が関わるからこそ、出来上がった時の喜びはひとしおなのだとか。
皆で見守る進水式は感動モノ!

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●取材先
函館市『函館どつく株式会社』
造船部構造工作課 渡邊 恭平さん
http://www.hakodate-dock.co.jp

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